【骨伝導イヤホン】Shokz OpenRun Proのレビュー

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骨伝導イヤホンとして有名なShokz(ショックス)のフラグシップモデルである、Shokz OpenRun Proのレビューです。「骨伝導イヤホンってどうなんだろうか」、「価格が高いから失敗したくないな」と思われている方必見です。前モデルのAEROPEXの使用感の比較も紹介します。

Shokz(ショックス)は以前は、AfterShokz(アフターショックス)というブランド名でしたが、2021年12月にブランド名が変更になってます。

骨伝導イヤホンの快適な使用感

骨伝導イヤホン自体、使われたことがない方が多いと思います。まずは、その全体的な使用感を紹介します。

耳を塞がず、痛くなりにくい(オンライン会議に最適)

骨伝導イヤホンの一番の特徴は耳を塞がないということです。耳を塞がずにいったいどうやって音を聞くんだというと、骨伝導という名の通り、耳の横あたりの骨に振動を与えることで、音を聞くことができます。これによるメリットとして耳が痛くならないです。通常の耳を塞ぐタイプのイヤホンですと、長時間装着していると、耳が痛くなってしまいますが、骨伝導イヤホンであればそれが全くないです。

テレワークでオンライン会議が多い日など、普通のイヤホンだと一日中装着していると、耳が痛くなってしまいます。その点、骨伝導イヤホンであれば、長時間の連続したオンライン会議でも、耳が痛くならず、快適です。

もちろん耳を塞がないので、周囲の音も聞くことができ、話しかけられたり、宅配便が来たときも難なく対応可能です。

軽量で負担感がない

耳に引っ掛けるタイプですが、約29gと非常に軽量です。そのため装着の負担感がないです。耳を塞いでいないことも相まって、装着しているのを忘れるくらい快適です。

防水防塵で様々なシーンで利用可能

IP55の防水防塵性能を備えています。シャワーや運動など、様々シーンで利用できます。お風呂に防水スマホを持ち込んで、音楽を聞いたりや動画鑑賞も快適です

物理ボタンがついていて操作が簡単

物理ボタンとして、左耳側に操作ボタン、右耳側にプラス(電源)ボタンマイナスボタンがついています。最近のイヤホンではタップ操作などのややこしい操作をするものが多いですが、やはり物理ボタンは操作がしやすくありがたいです。再生/停止したい場合は、操作ボタン、音量を変えたい場合はプラスボタン、マイナスボタンと操作方法も非常にシンプルで、操作に迷わないです。

マグネット端子で充電が楽ちん

充電
充電

充電端子は特殊な形状をしていて、マグネットとパチッとくっつきます。最初は特殊な形状の端子は使いにくいかな、と思ったのですが、全然そんなことはないです。マグネットでビタッとくっつくので、非常に簡単に充電ができます。

イヤホンとして十分な性能

音質良し

流石に、耳を塞ぐタイプの高級ヘッドホンやノイズキャンセリングイヤホンなどの比べてしまうと音質は劣ってしまいますが、普段使いなら十分の音質です。オンライン会議はもちろん、音楽を聞くも良し、Youtube、映画やアニメを見るのも快適です。

マイク性能もよくオンライン会議も快適

マイクもついています。画像の四角部分で右耳側ユニットに二箇所マイクがついています。

マイクは2つ搭載

このマイクの性能も悪くなく、オンライン会議をやっていてもミーティング先のメンバの評判も上々です。

バッテリー持ち良し(急速充電もあり)

公式では最長10時間の音楽再生と通話ができるバッテリー持ちとなっています。実際の感覚としてもそれくらいの十分な時間バッテリーが持ちます。また、5分間の急速充電で1.5時間の使用が可能になるため、充電し忘れていてもちょっとの充電ですぐに使えるようになります。

2台の同時接続が可能で快適なテレワークライフ

デバイスとはBluetoothで接続しますが、2台のデバイスに同時接続が可能です。これがテレワークを非常に快適にします。筆者の使い方を紹介します。

  • テレワークPCとプライベート携帯に同時接続
  • オンライン会議時は、テレワークPCで
  • オンライン会議が終わったら、プライベート携帯で音楽を聞く

2台に同時接続しておくと、わざわざ接続を切り替えしなくても、デバイスの挙動に合わせて、自動で再生を切り替えしてくれます

前モデルAEROPEXとの比較

筆者は、前のフラグシップモデルAEROPEXも使用したことがあります。こちらと比較してみます。

フィット感が良くなっている

耳に引っ掛けたときのフィット感が良くなっています。

前モデルのAEROPEXは耳に軽く引っかかる感じ。新モデルのOpenRun Proは耳にしっかり引っかかって、耳の前の骨にもよりフィットする感じです。より、骨に直接的に音が届くような感覚があります。

音に厚みが出ている

音質としては、AEROPEXよりもOpenRun Proの方が、低温がより響くようになっており、音に厚みがあるような感じです。公式ページなどでも以下のように表記されています。

OpenRun Proは、第9世代の骨伝導テクノロジー(Shokz TurboPitch™テクノロジー)を採用し、鮮明でクリアな中高音を実現するとともに、新しいShokz TurboPitch™テクノロジーにより、驚くほど深みのある低音を実現しています。

Shokz公式ページ

よりバッテリーが持つ

バッテリーが良くなっています。前モデルのAEROPEXの8時間に対し、OpenRun Proは10時間と2時間プラスになっています。また、前モデルでは対応していなかった急速充電にも対応しており、少しの充電時間ですぐに使えるようになるのは、地味に便利になりました。

防水防塵性能は低下(日常使いでは問題なし)

防水防塵性能は前年ながら前モデルのAEROPEXのIP67でしたが、OpenRun ProはIP55とグレードが落ちてしまっています。ただ、IP55でも水の中に長時間潜るとかでなければ、日常使いでの防水防塵性能はありますので、雨の日やシャワー程度であれば、問題なく使用できます

Shokz OpenRun Proのまとめ

Shokz OpenRun Proの特徴まとめです。感想としては非常に快適な骨伝導イヤホンでした。

  • 耳を塞がず、痛くなりにくい(オンライン会議に最適)
  • 軽量で負担感がない
  • 防水防塵で様々なシーンで利用可能
  • 物理ボタンがついていて操作が簡単
  • マグネット端子で充電が楽ちん
  • 音質良し
  • マイク性能もよくオンライン会議も快適
  • バッテリー持ち良し(急速充電もあり)
  • 2台の同時接続が可能で快適なテレワークライフ
  • 前モデルAEROPEXから更に進化した使い勝手

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