
M1チップ搭載のMacbookがすごい良いらしいという話を聞いて、「Windowsしか触ったことないけど、Macっていいのかな?」と興味を持たれているWindowsユーザはいませんか。この記事では、いままでMacを買ったことがなくWindowsしか触ったことがない筆者が、M1 MacBook Airを購入して、1ヶ月ほど使用した感想をまとめています。なんだかMac興味あるけど使ったことないしどうしようかな、と迷っている方はぜひ参考にしてもらえればと思います。
秀逸なデザイン
デザインが格好良くて使っていて気持ちいい
まず最初にコレです。デザインが格好良いです。「いやいや、パソコンは性能が大事で、デザインなんて別に気にしないよ!」と思われる方もいるかもしれません。筆者もMacはデザインに凝っているというのはなんとなく認識していましたが、だから何なんだ、と正直思っていました。
しかし、実際に使ってみるとその認識はガラッと変わりました。一言で表すと、なんだか使いたくなる、使っていて満足感がある・テンションが上がる、という感覚になりました。アルミ削り出しのフォルム、滑らかな表面加工、キラリと輝くリンゴマーク、などのコンビネーションが一体となってユーザにそっと寄り添ってくるようです。
スタバ等のカフェで他人に対して”どやる”ようなシーンが揶揄されますが、使っていて心地よいという自身の感覚が何よりも価値があるということを認識しました。単なる良いデザインには留まらず、そのようなユーザ体験をもたらすデザインだということが使ってみて初めて理解できました。。
サイズ感が丁度よい
M1 MacBook Airのサイズは13.3インチです。このサイズ感が大きすぎず、小さすぎず丁度よいです。筆者は普通体型の成人男性ですが、このMacBookの横幅がおよそ胴体の横幅くらいです。なので、電車の席で座りながら使ってもそんなに邪魔にならないくらいの丁度よいサイズ感です。
フォントがきれいで見やすい
Macのフォントはきれいで見やすいです。しばらくMacを使っていて、たまにWindowsを使ったところ、「なんか、ギザギザしていて見ずらいフォントだな、」と感じました。Macのフォントは文字が滑らかな感じでとても快適の文字を読むことができます。
快適な操作性
トラックパッドが至高

「Macはトラックパッドがいいよね」これも良く聞く話ですよね。
Windowsにもパッドついているし、それにマウス使えばよくね?、マウスなら好きなもの使えるし、と正直思っていました。
Macのトラックパッドを初めて使ってみて、「これはすごい!」とシンプルにそう思いました。これは実際に使ってみて体感してみないとなかなか実感が難しいのですが、追従性が素晴らしく、使っていて気持ちがいいです。他のノートパソコンでやむを得ずパッドを使っているときは、「使いづらいな、マウス使いたいな」という感情が湧いてくるのですが、MacBookでは不思議とその感情がまったく出てこないのです。
マウスを使わないことによる副次効果もあることが分かりました。マウスを使う場合、キーボードとマウスの間を右手が行ったり来たりしないといけません。トラックパッドであれば、手を大きく動かすことなく、キーボードとトラックパッドの操作を行き来できるので、腕が疲れにくいといったメリットもあります。
タイピングしやすい

ノートパソコンの中でもかなりタイピングしやすいほうだと思います。M1 MacBook Airにはシザー構造と呼ばれるキーボードが採用されています。一昔前のMacBookは本体の薄さを追求するためにバタフライキーボードが採用されていました。その頃に友人のMacBookは触らせてもらったことがありましたが、なんだかペチペチしていて打ってる感じがしなくてタイピングしずらかった経験があります。
今はシザー構造が採用されていて、程よくキーの沈み込みと反発力があり、心地よくタイピングすることが可能です。
スタンドを使って角度をつけるとよりタイピングしやすくなります。以下の記事でおすすめのスタンドを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
低価格でも性能抜群
バッテリー持ちが素晴らしい
バッテリー、めちゃくちゃ持ちます。公式では18時間駆動とされていますが、たしかにそれくらいバッテリーが持ちます。M1チップの省電力性恐るべしです。一日ガッツリ作業をしても十分にバッテリーが持つので、バッテリー切れを気にしないで作業に集中できます。
外出先で使用する際も電源のあるカフェを探したりといったことをしなくて良いので、どこでもいつでも使うことができます。
また、カバーを閉じてスリープにしている時の待機電力が全然減らないです。筆者はよくブラウザで沢山タブを開いた状態で作業中断してスリープにしていますが、一日立っても全然バッテリーが減っていないです。
十分すぎる処理性能
Apple独自のM1チップを搭載しています。筆者は最低スペックのメモリ8GBのモデルを購入して使っていますが、十分すぎるくらいの処理性能です。これまでのWindowsのメモリ8GBの感覚でいると拍子抜けします。いろんなアプリをたくさん立ち上げても、まったくストレスなく作業ができます。
本体が熱くならない
M1チップというApple独自チップが非常に省電力なこともあり、発熱が少ないです。ゴリゴリ作業していても全然、本体が熱くならないです。intelのCPUを搭載したノートPCで作業をするとすぐにアツアツになりますが、M1 MacBook Airはファンも付いていないのに、「いったい、いつ熱くなるんだ」という感じです。
慣れが必要なところ(Windowsとの違い)
Windowsと異なる点がいくつかあり、WindowsのPCしか触ったことがない方は、戸惑う部分がいくつかあります。使いにくいという訳ではなくて多少の慣れが必要です。
ウィンドウの閉じる、最小化、最大化ボタンの位置

まず、パット見で違いに気がつく所として、ウインドウのボタン(閉じる、最小化、最大化)の位置です。Windowsではウインドウの右上に位置していますが、Macでは左上です。正直、ちょっとした違いなので、割とすぐに慣れます。
ショートカットキー
ショートカットキーです。これはなかなか慣れるのに時間がかかります。筆者はこの記事を書いている時点では、まだMacを使い始めてまもなく、まだ使いこなせてるとは言えないです。Windowsにある補助的なキーである「Alt」「Ctrl」キーがMacにはなく、代わりに「command」「option」「control」キーがあります。「Ctrl」キーがおよそ「command」キーに対応していますが、完全にショートカットキーが同じでもないので、慣れるのには時間がかかります。
Macのショートカットキーについては以下の記事でまとめましたので、こちらも参考にしてください。
Finder(ファインダー)とエクスプローラーとの違い
ファイル・フォルダ操作は、Windowsではエクスプローラーで行いますが、MacではFinder(ファインダー)というアプリで行います。基本的には同じようなアプリですが、細かな使用感が異なるので、慣れが必要です。Finderについては以下の記事でも紹介していますので、是非合わせて参考にしてください。
まとめ
Macを1ヶ月ほど使用してみた感想を紹介しました。まとめますと、以下のようなメリットを感じていて総評としては買ってよかったです。
- 秀逸なデザイン
- 快適な操作性
- 低価格でも性能抜群
また、以下については慣れが多少必要です。特にショートカットキーはこれからもっと覚えて、使いこなせるようになりたいと思います。
- ウィンドウの閉じる、最小化、最大化ボタンの位置
- ショートカットキー
